長尾台の家

大阪府枚方市長尾台の家

古民家を好むご夫婦のための新築民家です。構造材は奈良県産材の桧に杉、屋根は淡路産いぶし面取り和型瓦、外壁は砂聚楽、杉板にベンガラを塗装。内部は漆喰や杉柾板、ナラとクルミの床。造作材として、タモやウォルナット、アサメラなども使用。木製建具の大半は大工が製作しました。断熱材には、羊毛のウールブレス、木繊維のシュタイコプロテクトを。なるだけ土に還る物を。時が経てば、古民家として受け継がれていけば良いなぁと思いながら作りました。

  • 新築住宅
  • 自社設計
  • 26〜49坪
  • 耐震等級3
  • UA値0.5以下
  • 長期優良住宅
  • 地域型住宅グリーン化事業認定取得
  • 構造 木造2階建て(一部真壁)
  • 家族構成 夫婦+子ども1人
  • 延床面積 約37坪
  • 所在地 大阪府枚方市長尾台
  • 竣工年月 2022年3月
  • 設計 木又工務店
  • 総工費 4,400万円
  • UA値 0.49W/㎡・K
  • 耐震性 耐震等級3(許容応力度計算)

リビング

下屋部分は屋根なりの杉柾板張りの天井で、梁の架構をダイナミックに見せたリビング。

玄関まわり

シューズクロークを備えた玄関は、いつでもすっきりと来客を迎え入れます。
上がり下りの支えとなる手摺は、大工が削り出した手触りの良い手掛りです。
階段はタモ材、手摺はチェリーを名栗仕上げにしています。

ダイニング

コンパクトなダイニングは庭を眺めながらの食事が楽しめます。
手前の吹き抜けのリビングと奥の天井を低く抑えたダイニングの対比。
キッチンは2列配置としています。
玄関ホールへとつながる格子の建具は大工が製作しました。
薪ストーブがリビングダイニングの真ん中に。

和室

LDKからは独立した和室。熊本産のイグサ畳です。
屋久杉の落ち天井と杉純白板の天井との対比。床柱はチーク、落し掛けにはナラ虎斑杢など、こだわりの素材を使っています。

洗面台

壁をモザイクタイルで仕上げた造作の洗面台は、収納するカゴに合わせて棚を作りました。奥は勝手口のある洗濯室。

子ども部屋

寝室

板を貼った屋根なりの勾配天井の和室の寝室は書斎を併設しています。

外観

南と東を道路に面した敷地で、グランドレベルを一段高くして東側に入口を設けました.。
道路に面しているため、玄関前には目隠しの格子をつけています。
杉板と砂聚楽の外壁といぶし瓦の屋根で、民家風の雰囲気を感じさせています。
建物のバランスを取るため、基礎はやや下げて立ち上がりを隠し、階高を抑えて外観のプロポーションを整えました。