雁屋南町の家

大阪府四條畷市雁屋南町の家

小楠公墓所の木々の見える敷地に計画した、周囲の街並みに馴染む家です。建具屋さんだったお父さまの作られた建具が随所に使われています。南北に長い敷地なので、中庭を作って奥の方まで光を取り込むようにしました。
力強いチークの床板に合わせるように床に近い部分にはチークやカリン、アサメラにエンジュなどの濃い色目の材木を選び、腰から上は桧、杉、桐、松などの薄い色目の材木を使いました。壁は漆喰で仕上げています。
リビングの壁にはピーラー(米松)の化粧垂木を積み上げて張りました。開口した部分に真鍮を張り、材の厚みが分かるようにしています。

  • 新築住宅
  • 自社設計
  • 26〜49坪
  • 構造 木造2階建て
  • 家族構成 夫婦+子ども2人
  • 延床面積 約32坪
  • 所在地 大阪府四條畷市雁屋南町
  • 竣工年月 2020年9月
  • 設計 木又工務店
  • 総工費 3,500万円

リビング

中庭に隣接したリビングの壁にはランダムなピーラーの角材を張っている。
壁の一部を欠き込んで角材の断面を見せ、正面には真鍮を張った。

ダイニング

ダイニングには、窓を取り込んだ棚やエアコンスペースを造作している。

玄関まわり

玄関ホールの地窓から中庭が垣間見える。
お父さまの作られた建具のデザインに合わせて造った玄関の腰掛け。

和室

低めに抑えた和室の勾配天井と雪見ならぬ緑見障子。
和室から中庭を通してリビングを臨む。

キッチン

独立型キッチンにはカップボードを造作した。

2階

2階の窓から見える緑は小楠公墓所の借景。
2階階段の降り口には、幼子の転落防止に扉を設けている。
無垢のタモ柾板の階段。

外観

道路に面した手前の平屋が天井高を極力抑えた和室部分、中庭を挟んで奥に2階建て部分というプラン。
玄関へと誘う路地のような通路。板塀で閉じたプライベートな中庭。