木又さんが
できることを、
自分もできるようになりたい。
目標は「木又誠次」です。

島岡 寛裕 | 大工SHIMAOKA YOSHIHIRO

一級建築大工技能士/二級建築施工管理技士/二級建築士
1995年生まれ、四條畷市出身。2013年入社。独立に向け、現場と夜間スクールで研鑽を磨く日々を送る。

効率とていねいさを両立させる。木又の大工はみんなが意識していることです。

効率とていねいさを
両立させる。
木又の大工はみんなが
意識していることです。

木又の大工はそれぞれに意識していることですが、「効率よくていねいな仕事をすること」を大工仕事の中でいちばん大事にしています。細かいところでは現場で材料を置く位置、材料を手配するタイミングもその一つ。複数の業者さんが現場で作業しているので、仕事がしやすい環境づくりや作業手順を考えることができると、仕事の質も上がるのでそう心がけています。整理整頓している後輩にも「次に何をするかを考えながらやってみて」とアドバイスしています。

兄弟子の仕上げの美しさで、自分の甘さを思い知らされた。

兄弟子の仕上げの美しさで、
自分の甘さを思い知らされた。

僕がまだ見習いの頃。兄弟子の江頭さんが担当する寿司屋の店舗建築で、檜のカウンターの鉋掛けを任せてもらいました。自分では「これ以上ない仕上がりや」と思ってたんですが、現場で江頭さんが鉋でサッと削ったら、僕が何度も鉋を研ぎながら削った木肌がツルッツルになったんです。加工場で「まだザラザラやんけ」と言われてても納得いかなかったんですが、あの一瞬ですべてを理解できて、尖っていた自分を思い知らされました。

独立を視野に入れてから、木又さんの男気が見えてきた。

独立を視野に入れてから、
木又さんの男気が見えてきた。

現場で大工工事については説明できても、設備については全く答えられない。そのことを木又さんに相談したら「教えたるから、独立目指して勉強するかぁ」と。それからは、独立を視野に入れた打ち合わせの種類も増え、ますます勉強しないといけないと思う日々です。それと同時に、独立に協力してくれる木又さんの男気も見えてきました。大工見習いは、会社からすると借金をして人を育てる期間。やっと一人前になったら独立。それでも「大工を世に出すのも、オレの仕事や」と。僕を一人前にするために、自分でやった方が絶対に早いところも人に任せられるのも、木又さんの凄さ。将来、弟子を取った時に自分も同じことができるだろうかと考えます。今の目標は「木又誠次」。いつか木又さんを越せるように頑張ります。

同じように仕上げても、木の個性で表情が変わる。そこが人の手でつくる木の家の良さ。同じように仕上げても、木の個性で表情が変わる。そこが人の手でつくる木の家の良さ。

同じように仕上げても、
木の個性で表情が変わる。
そこが人の手でつくる木の家の良さ。

「人の手で作り出す木の家」の良さは、やっぱり「温かみ」ではないでしょうか。同じように仕上げているつもりでも、木の個性で変わってきます。そこが味であり、愛着がわくところ。機械で仕上げたものより、作り手の思いや考えがそこからなんとなく伝わってきて、僕は好きです。木又がある四條畷から近い奈良は、良質の材木に恵まれた場所。奈良産材をはじめ、自社で仕入れた材木がいっぱいあることも木又の強みです。それに木又は、ベテランから若手大工まで揃っていて、夜遅くまで作業場は活気があります。ときには「遅くまでやってるな」という現場にみんなで助けに行ったりすることも。チームワークもいいと思います。

島岡寛裕

施主様の不安は
その都度解消するので、
気軽に声を
かけてください。

現場がどんどん進んでいくと、図面から得たイメージやサイズ感と、実際に建て始めたときのイメージが違うこともあると思います。もう進んでいるから……と思うと言いにくいかもしれませんが、施主様にとっては一生の家なので、気になることは気楽に声をかけて相談してください。とくに僕たち大工は、着工する時に初めて施主様とお会いすることがほとんどなので、話しにくい存在かなと思うんですが、僕たちはできる限り、施主様のお力になりたいと思っています。