千日町の家

奈良県大和郡山市千日町の家

奈良県吉野産の杉と桧を構造に使い、大工の墨付けと手刻みで建てた家。
構造材は中低温乾燥で色艶と強さを残し、室内には心地良い木の香りが漂う。天然素材にこだわり、壁は漆喰塗り。床にはナラのフローリング、板壁には赤杉の柾目、階段にはケヤキを使用。他にも栗、栃、松、チェリー、アッシュ等を使用。キッチンや家具も大工造作による。断熱材はパーフェクトバリアを使用。

  • 新築住宅
  • 自社設計
  • 26〜49坪
  • 構造 木造2階建て
  • 家族構成 夫婦+子ども1人
  • 延床面積 約30坪
  • 所在地 奈良県大和郡山市千日町
  • 竣工年月 2014年8月
  • 設計 木又工務店
  • 総工費 2,100万円

ダイニング

LDK。吉野杉の梁と吉野桧の5寸角の通し柱。
ダイニングとキッチン。キッチンとダイニングテーブルも大工造作による。
リビングの横には小上がりになった和室。小上がりの下には収納。3畳の広さが心地良い。

和室

和室の縁なし半畳と坊主襖。い草の香りと障子から射す柔らかい光の中で昼寝。

外観

外観。南面は吹付けゆず肌仕上げ。三方は吉野杉いろはオイル塗装。玄関建具は赤杉柾目のうづくり仕上げ。
屋根は登り梁で支え、吉野杉の30mm厚の野地板の上に、断熱層を設け軒先からの換気を棟で逃がす。

2F

2階の居室とロフト。地松梁と名栗仕上げの小屋束。登り梁と吉野杉30mm厚の野地板。将来子どもが増えると二室に間仕切る。
2階寝室の漆喰壁に残した家族の手形。寝室は施主さんに漆喰施工を体験して頂いた。
ケヤキの階段。力強い木目。
板壁の赤杉の柾目、うづくり仕上げ。天然塗料の国産いろはオイル塗装。
2階天井の木組み。力強い地松梁の上に名栗仕上げの小屋束。

玄関まわり

土間のある玄関。栗の敷き台はヤリガンナ仕上げとし、滑り防止も兼ねる。施主さん製作の格子窓。
栗のベンチに腰掛け、週末は趣味の自転車をいじる。

トイレ

漆喰仕上げのトイレ。板壁には赤杉の柾目をうづくりにし、渋い表情に。